91年・全日本選手権でも塚原夫妻騒動 指導する朝日生命に有利な採点

 暴力指導に端を発した問題は、宮川が告発したパワハラ問題に焦点が移った。体操界には過去にも塚原夫妻が絡む騒動があった。91年の全日本選手権では夫妻が指導する朝日生命に有利な採点が出ていると主張するチームが選手を出場させず、半数以上がボイコットする前代未聞の事態に発展。当時女子競技委員長だった光男氏は辞任に追い込まれた。

 朝日生命はかつては五輪男子個人総合王者の内村航平(リンガーハット)も所属した日本の体操界をリードする存在。女子で小菅麻里や鶴見虹子ら多くの五輪選手を輩出してきたが、最近は「いい結果が出ていないのは事実」(関係者)と不振気味だった。

 関係者によると、協会が緊急で開いた30日の対策会議では千恵子氏を一時的に強化本部長から外す案も検討されたという。東京五輪予選の世界選手権(10~11月・ドーハ)や五輪本番も控える中、ある指導者は「大事な時期。大人(の問題)に選手を巻き込みたくない」と漏らした。

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