横綱稀勢の里「問題ない」 高安相手に10勝3敗
「大相撲秋場所」(9月9日初日、両国国技館)
左大胸筋の負傷などで8場所連続休場中の横綱稀勢の里(田子ノ浦)は30日、都内の部屋で弟弟子の大関高安を相手に連日の三番稽古を行い、13番取って10勝3敗と好感触。31日の横綱審議委員会(横審)による稽古総見で復活をアピールする準備を整えた。
いきなりの2連敗から逆襲。3番目以降は踏み込み鋭く、がっぷり組んで圧倒した。土俵際で逆転の突き落としで勝った際は「あー!!」と気迫の雄たけび。高安が腰痛を抱え13番で途中終了したが、前日の20番に続き、元気いっぱいだった。
「(連敗した)最初の相撲が大事だから、そこだけ修正して。後は問題ない」と自信を示した。
夏場所前の稽古総見で、当時関脇だった大関栃ノ心らに完敗し、横審委員らに酷評された。そこから調子を落として休場に追い込まれた。
試金石となる第一関門を突破すれば、再起へ弾みもつく。「しっかり力を出せるように。しっかり集中して。なかなか上位とやる機会は少ないので上位とやりたい」と、気持ちを高めた。



