史上初6冠の池江璃花子が帰国「限界は感じてない」来季の世界選手権メダルへ照準

 アジア大会の競泳で日本人史上最多となる6つの金メダル、1大会史上最多タイとなる8つのメダルを獲得した池江璃花子(18)=ルネサンス=が25日、羽田空港に帰国した。

 今月中旬に行われたパンパシフィック選手権を含め、約2週間で計25レースをこなし、メダルラッシュを展開した“ウルトラ女子高生”は、到着ゲートに姿を見せるとホッとしたような笑顔で歓声に応えた。「疲れは相当ある」と苦笑いしながらも「限界は感じてない。まだ7・5割ぐらい」と末恐ろしいことを、キッパリ言ってのけた。次に目指すのは、正真正銘の世界一決定戦での表彰台。「来年の世界水泳で必ずメダルを獲って、東京五輪につなげたい」と目を輝かせた。

 高校生活最後の夏休みも、もうすぐ終わり。楽しみにしている母が作ってくれる「味が濃くて、ショウガが強い」豚のしょうが焼きを食べて少し休んだ後は、すぐに次戦の福井国体(9月15日開幕)に向けた練習に入る。「気を抜かずにやっていきたい」。思い浮かべる理想の自分に近づくため、成長は止めない。

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