バドミントン日本男子が快勝発進 エース桃田「粘り強くできた」

 「アジア大会・バドミントン男子団体・1回戦」(19日、インドネシア・ジャカルタ)

 バドミントン男子団体戦1回戦が行われ、トマス杯準優勝の日本は、マレーシアと対戦し、3-0で快勝発進した。

 第1シングルスは、世界選手権金メダリストの桃田賢斗(23)=NTT東日本=が、同銅メダリストのダレン・リューに2-0で完勝し、チームを勢いづけた。世界選手権で見せた粘り強い守備に加え、勝負どころでは切れ味鋭いスマッシュも決めた。「相手が先手で打ってくるのは分かっていたが、粘り強くプレーできた。4年に1度の舞台に立てた喜びがある。緊張もあったが、しっかり粘り強いプレーを見せられた」と汗をぬぐった。

 続く第1ダブルスでは、世界選手権銀メダルの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が、リオ五輪銀メダルペアを2-0で退けた。園田は「緊張もあったが自分たちの力を出せた」と振り返り、嘉村は「世界選手権で銀メダルを獲った直後の試合なので大事だった。自分たちのプレーができた」と胸を張った。

 第2シングルスは、世界ランク10位の西本拳太(トナミ運輸)が2-0で勝利し、勝負を決めた。

 団体戦は、第1シングルス、第1ダブルス、第2シングルス、第2ダブルス、第3シングルスの5試合を行い、先に3勝したチームの勝ちとなる。

 日本男子は過去14大会で、個人戦も含めて1つも金メダルを獲得していない。日本代表の朴柱奉監督は「男子は今回優勝のチャンスがある」と話していたが、まずは団体戦の初戦から難敵相手に1ゲームも奪わせない完璧なスタートを飾った。エースの桃田は「日本のレベルも上がっている。もちろん優勝を狙う」と力を込めた。

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