桃田賢斗を団体初戦で起用か バド日本男子・朴柱奉監督「ベストメンバーで」

アジア大会の試合会場で練習を行う桃田賢斗(中央)
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 アジア大会は18日夜にメイン会場のブンカルノ競技場で開会式が行われ、16日間に及ぶ大会の幕を開ける。19日から始まるバドミントンの男子団体戦で、初優勝を目指す日本が世界選手権シングルス金メダルの桃田賢斗(23)=NTT東日本=を初戦から起用する可能性が17日、浮上した。強豪のマレーシアと対戦するため、朴柱奉監督が「1回戦からベストメンバーでいかないと勝てない」と、エースをフル回転させることを示唆した。

 日本は試合会場で初練習を行ったが、選手が「(空調の)風が強い」と口をそろえるように一癖ある会場。また、バドミントンが盛んなインドネシアでは応援が熱心で、指揮官は「世界一うるさい会場」と形容する。ダブルスの嘉村健士(トナミ運輸)は「アグレッシブなプレーをすれば(会場の応援が)乗る」と、目の肥えた観客を味方につけることを明言。アジア王者への“追い風”を吹かせる。

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