アジア大会、競泳プールは“半屋外” 入江は「米国も屋外、影響ない」

アジア大会の会場で公式練習を行う入江陵介(中央)
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 ジャカルタ・アジア大会(18日開幕)に出場する競泳の日本選手団が、試合会場となるアクアティクスセンターで初の公式練習を行った。今回の会場は、屋根がついているものの外壁のない「半屋外」だ。一般に屋外プールは気温が下がり、風も吹くため波も立ちやすい。

 4大会連続出場となる背泳ぎ代表の入江陵介(28)=イトマン東進=は「日本より涼しくて過ごしやすい」と、1日を通して気温30度前後のジャカルタの気候に好感触。会場についても「半屋外だが、水の感覚もいい。水は冷たかったが、外が暑かったので気持ちよかった」と話し、昨季から米国を拠点に練習しているだけに「アメリカも屋外(プール)なので影響はないかな」と自信をのぞかせた。

 直前のパンパシフィック選手権では復調の気配を見せた。アジア大会に向けては「中国の選手(徐嘉余)も強い。この大会を見て東京五輪、世界選手権へ高い位置づけになる。自信を持って2年後の大会に臨めるようにしたい」と気合を入れた。

 200メートル背泳ぎでは4連覇、100メートル背泳ぎは3連覇が懸かる。「中国の選手が強いが、しっかり負けないようにしたい」。アジアの背泳ぎ王子としてのプライドを発揮する。

 女子個人メドレーのエース大橋悠依(22)=イトマン東進=は、会場プールについて「疲れはあるが、すごいいい感覚で泳げた。第一印象はすごくいい」と手応えを示した。

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