稀勢の里、夏巡業で14番 正代ら相手に12勝2敗「いいと思うよ」

 左大胸筋の負傷などで8場所連続休場中の横綱稀勢の里(32)=田子ノ浦=が6日、長野県下諏訪町での大相撲夏巡業で相撲を取る稽古を再開させた。幕内の大栄翔(追手風)、正代(時津風)、佐田の海(境川)相手に計14番取って12勝2敗だった。

 今巡業は1週間、じっくり体作りを行い、準備は十分に整った。左差しからがっぷり組んで寄り切り。大栄翔には立ち合い押し込まれ2敗はしたものの、佐田の海に7連勝と寄せ付けなかった。

 「まだ始まったばかりだから。またあした一日ずつやっていく。1週間、体を作ってきたから。(動きは)いいと思うよ」と、うなずいた。

 先場所を全休した際、秋場所(9月9日初日、両国国技館)に進退をかけ出場する決意を示した。現役時代の兄弟子で巡業に帯同する西岩親方(元関脇若の里)は「(状態は)いいんじゃないですか。焦ることはない。巡業は長いし、一歩一歩いけばいい」と話した。

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