16年岩手国体で“奈良判定”物議 山根氏の影響?圧倒された奈良代表勝利

 都道府県ボクシング連盟の幹部や元選手ら関係者333人によって、スポーツ庁や日本オリンピック委員会(JOC)などに助成金の不正流用や不正判定などの疑惑を告発された日本ボクシング連盟は1日、告発への反論を公式サイトに掲載した。助成金の不正流用は認めつつも、不正判定などは完全否定した。

 連盟が公式サイトで反論した不正審判疑惑は、16年10月・岩手国体での成年男子バンタム級1回戦。岩手代表の選手が奈良代表の前回王者に対して2度のダウンを奪うなど圧倒するも1-2で判定負けした。かつて奈良県連盟会長を務めた山根会長が同県代表選手をひいきする傾向があるとされ、告発状でも組織的な不正審判の常態化を指摘。だが連盟は「不正審判であるかのように吹聴することは断じて容認できない」と真っ向否定した。

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