【ニューヨーク共同】競泳男子で2016年リオデジャネイロ五輪800メートルリレーを含め、五輪の金メダル6個を手にした33歳のライアン・ロクテ(米国)がドーピング違反のため、19年7月まで資格停止処分を受けた。米国反ドーピング機関(USADA)が23日、発表した。ロクテは5月24日に禁じられている静脈注射を打たれた写真をソーシャルメディアに投稿したため、調査を受けていた。
USADAによると、「TUE(治療目的の特例措置)」を事前申請していなかった。処分はさかのぼって適用されるため、14カ月となる。