白鵬、痛み止め打ち出場模索も断念 師匠の宮城野親方がテレビ解説で説明

 「大相撲名古屋場所・4日目」(11日、ドルフィンズアリーナ)

 横綱横綱白鵬(宮城野)が休場を届け出た。「右膝蓋腱損傷、右脛骨結節剥離骨折の疑いで2週間の安静を要する」との診断書を提出した。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)はNHKの中継に解説で出演し、痛み止めを打った上で「2時ごろまで待ったんですけど、治らなかったんです」とギリギリまで出場を探った上での判断だったと明かした。

 宮城野親方によると、横綱白鵬が右膝を傷めたのは2日目の支度部屋でのことで、「ちょっと足を滑らせたみたいなんですね」と説明した。「その時、痛みはなかったんですが、その後、帰ってきて足が痛いなあという形では言っていたんです。その後、大丈夫だと思って3日目も(相撲を)とって。そうしたら3日目から急に痛くなって氷でがんがん冷やしていたんです」と次第に状態が悪化したという。

 この日の朝には患部が動かなくなってしまったといい、「痛み止め打ってでも頑張れと言うことで痛み止めを打たせたんですけど。それでも2時ごろまで待ったんですけど、治らなかったんです(痛みがおさまらなかった)」とぎりぎりまで出場を模索したと振り返った。白鵬自身も「痛みが止まったら出る」と話していたというが、「結局、痛みが止まらなかった感じです」と師匠として語った。

 また、再出場の可能性については「ちょっとまだ分からないですね。相当、はれてますからね」とした。

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