陸上男子100メートルで9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀(日本生命)が9日、海外遠征出発前に成田空港で取材に応じ、昨夏の世界選手権2位のクリスチャン・コールマンや今季世界最高の9秒88を出しているノア・ライルズ(ともに米国)らと走る予定のダイヤモンドリーグ第9戦(13日・モロッコ)に向け「焦らず、自分の走りをすればいい」と語った。
今季10秒15が最高の桐生は、今回の遠征で100メートルは2大会に参戦する。トップスピードの向上を目指しており「そこが上がりさえすれば、タイムも勝負もいい感じでできる」と話した。