高安が再起へ始動 大関昇進の栃ノ心から刺激受けた「安定感ある」

 左上腕三角筋部分断裂で大相撲夏場所を全休した大関高安(田子ノ浦)が4日、都内の部屋で本格的な稽古を再開した。三段目を相手に故障後初めて相撲を取り、患部の回復を確認。「ボチボチです」と笑顔で話した。

 夏場所で大関に昇進した栃ノ心に関し「安定感があり、安心して見られる」と話し、自身2度目のかど番となる名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)へ刺激を受けた。

 左大胸筋の負傷などで7場所連続休場中の横綱稀勢の里(田子ノ浦)は検査、治療のため稽古場に姿を見せなかった。

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