日大会見“ブチ切れ司会者”交代で激変の丁寧な対応 前回対応は内田前監督の体調考慮

 23日の会見で司会を務めた日大広報部の米倉久邦氏
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 日本大アメリカンフットボール部の宮川泰介選手(20)による悪質な反則問題を調査してきた関東学生連盟の規律委員会が「反則は監督とコーチの指示」と認定する方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。反則を指示していないという日大の内田正人前監督(62)と井上奨前コーチ(30)の主張を退けた。またこの日、日大の大塚吉兵衛学長(73)が都内で125分間の緊急会見を行った。

 前回の会見で「(日大ブランドは)落ちません」などと報道陣に“逆ギレ”し、高圧的な対応がSNSで「炎上」した広報部の米倉久邦氏に代わり、同次長の酒井誠吾氏が司会を務めた。時間は同じ約2時間だったが、質疑応答はスムーズに進行した。

 大塚学長は前回の米倉氏の対応を「態度として良くなかった」としつつ、「同じ(テレビ)局が番組ごとに同じ質問を繰り返していたのでイラッとしたのでは」とかばった。

 米倉氏は取材に応じ、会見を途中で打ち切ろうとしたことに「同じ質問が多いし、内田さんも体調を崩していたので」と釈明。入院中の内田前監督の症状について「いろんな検査を受けているが、そこまで心配はない」と説明した。また自身の処分については「今のところ何もない。テレビにいろいろ言われましたがね」と話した。

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