羽生、89日ぶりジャンプは3回転半!大歓声浴びた フィナーレで側転も

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪2連覇を成し遂げた羽生結弦(23)=ANA=が25日、千葉市の幕張メッセで始まったアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」に出演し、オープニングで華麗なトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功。平昌五輪のエキシビション以来、89日ぶりとなるジャンプを跳んだ。

 さらに大トリで登場すると、ゲストの人気デュオ、ケミストリーの生歌に、翼が生えているような衣装で渾身(こんしん)の滑り。トリプルアクセル、3回転トーループを決め大歓声を浴びた。フィナーレではなんと側転も披露した。

 五輪後は右足首の治療とリハビリに取り組み、4月のアイスショーでは演技を披露したものの、ステップとスピンだけだった。右足首に負担のかかるルッツ、フリップはまだ跳んでおらず、その他のジャンプも「まだ3回転まで。高難度のジャンプはまだめどが立っていない」としたが、10月に開幕するGPシリーズに向け、順調な回復ぶりを印象付けた。来季のプログラムについては「曲は決まっている」としたが、「まだ詳細は控えたい」と話すにとどめた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス