サンウルブズ、参入3季目で初の連勝 パーカーが土壇場でPG決め劇勝につなげた
「スーパーラグビー、サンウルブズ26-23ストーマーズ」(19日、香港)
日本チームのサンウルブズはストーマーズ(南アフリカ)に26-23で逆転勝ちした。参入3季目で初の2連勝を果たし、2勝9敗。ストーマーズは5勝8敗。次戦はオーストラリアに遠征し、25日にメルボルンでレベルズ(オーストラリア)と対戦する。
23-23のロスタイム。自陣での密集で相手ボールを奪い、連続攻撃で敵陣に。ゴールまで約30メートルの右サイドでパスを受けたSOパーカーは「いくしかない。やってやる」と利き足ではない右足を振り抜いた。劇的DGでチーム史上初の2連勝を決めた。
前半を10-17で折り返すと、後半17分にロックのハッティングが同点トライ。その後に再びリードされたが、初勝利を挙げた前節でキックを全て成功させたパーカーが40分の土壇場で40メートル以上の同点PGを決め、劇勝につなげた。
チームが始動して約4カ月。準備期間が短かったチームはようやく成熟度が高まり、成果が出てきた。次戦から代表活動でチームを離れるジョセフHCは「正しい方向に進んでいる」と力強く語った。





