稀勢の里、精力的に稽古再開 早速高安と、夏場所に向け

 大相撲で、左大胸筋などのけがにより6場所連続休場中の横綱稀勢の里が1日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で夏場所(13日初日・両国国技館)へ向けて稽古を再開し、大関高安と相撲を取るなど早速精力的に動いた。「巡業で体を動かしていたし、いい動きはできていた」と納得の表情だった。

 すり足やゴムチューブを使ったトレーニングの後で土俵に入り、高安を力強く寄り切るなど4戦全勝だった。4月27日に春巡業が終了してからは運動の量を抑えており「こういう激しいのはなかった。ちょっと休んで良かった」とうなずいた。

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