川内がボストンマラソンに出発「何とか表彰台に」
公務員ランナーの川内優輝(31)=埼玉県庁=が12日、ボストンマラソン(16日、米マサチューセッツ州)に出場するため羽田空港から出発し「何とか表彰台に上りたい」と活躍を誓った。
昨年は大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が初マラソンで3位に入り、12月の福岡国際マラソンでの2時間7分19秒につなげた大会。川内も「去年の大迫選手のように流れに乗って後半勝負したい。2時間7分台は自分も見えていた目標なので良い弾みにしたい」と意気込んだ。
かつて同マラソンで3連覇を含む4度の優勝を誇り、瀬古利彦氏のライバルでもあったビル・ロジャースさんからの熱烈なオファーに応えての参戦。「偉大な選手だし、歴史あるレースに挑戦できるのはうれしい」と参加に感慨もひとしおだった。