入江陵介 米2年目の進化見せる 「窮屈」になりがちだった日本離れ メンタル好影響

 アジア大会(ジャカルタ)とパンパシフィック選手権(辰巳)の代表選考会を兼ねた日本選手権(3日開幕・辰巳国際水泳場)の前日練習が2日、行われた。

 リオ五輪後に米国に拠点を移し、2年目となる背泳ぎの入江陵介(28)=イトマン東進=も自信を持って、今大会に挑む。「スプリント力が上がってる。世界ランクトップを目指して泳ぎたい」と、意気込んだ。3月にアトランタで行われた大会では100メートルでリオ五輪金メダリストのマーフィー(米国)に0秒02差に肉薄。「レベルの高い争いができた」と、手応えをつかんだ。

 米国修行で「全体にパワーがついて一回り大きくなった」と肉体面での進化とともに、「日本では(思考が)マイナス面を探してしまって、水泳が窮屈になってしまうところがあった。向こうでは結構、褒めてくれて自信になることが多い。練習が終わればすぐに切り替われる」と、メンタル的にも好影響があった様子。背泳ぎの第一人者が貫録の泳ぎを見せる。

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