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須藤元気氏、レスリングのパワハラ問題「内部抗争で裏で糸を引いている人がいる」

 拓殖大学レスリング部監督で元総合格闘家の須藤元気氏が8日、フジテレビ系「バイキング」に出演。女子レスリング伊調馨を巡るパワハラ問題で、内閣府に提出した告発状に関わった安達巧氏の行動を批判した。

 須藤は番組にVTRで出演し、さまざまな発言をした安達氏に対して「安達先生は言っていることとやっていることが違う。何をこんなに焦っているのか」と、指摘。現在は内閣府の調査が継続中の状況だが、「こういうことは言ってはいけないというルールがある。栄先生はルールを守っている。安達先生は何で焦っているのか、疑問ですね」と首をひねった。

 安達氏はVTRで一連の行動について「『何でこんなことしたんだ』って疑問の問い合わせは一件もない。『サポートするから』って声がすごく多い」と周囲から後押しを受けていることを強調。一方で内閣府の調査が進展していないとし、「栄監督とか福田会長が、(聞き取り調査に)答えたというのが聞こえてこない」といら立ちを募らせた。3月30日には内閣府を訪れ、調査を早期に行うよう要請したという。

 こうした行動に須藤氏は「安達先生の言うことを取り上げて、栄監督をつるし上げるのはナンセンス」と主張。「(栄氏は)聴取は受けたと聞いている」とし、「伊調さんのことを思っていたら、発表される前にあることないことは言わない」と、語った。

 そして、「完全に内部抗争で裏で糸を引いている人がいるな。安達先生も栄監督もレスリング協会、選手、得している人はいない。得する人は誰なのかと考えたら、誰かは思い浮かぶ」と、“黒幕”の存在もちらつかせた。司会の坂上忍から「安達、田南部側の背後にだれかいて、現協会との主要人物との権力抗争ということですか?」との問いには「端的に言ってしまうとそうですね。東京オリンピックが決まって、今の体制はメダルをたくさん取っているから入れ替わらない。何かを仕掛けないといけない。この喧嘩をして勝つのは誰なのか。こんなくだらないことはさっさとやめてくれ。選手のために何もなっていない」と、訴えた。

 一方で、東国原英夫氏は「安達さんは顔を出して発言されているのが説得力がある。訴訟等々でも自信がおありなんじゃないか」と推測。須藤氏の批判的な意見に対し、「重要なのはパワハラ、セクハラがあったのか。これは人権問題。暴力、暴言が介在していた旧態依然の指導方法がよいとされ、結果を残した面があったが、これを変えなければいけない過渡期。選手とコーチが1対1で、対等の立場で指導していく。そして強い選手を育てていく。この指導体制を成功させることが、東京オリンピックでの意義。僕は調査委員会、内閣府に言いたいが、公の場で議論して国民を巻き込んで議論していただきたい」と、クリーンな解決を要望した。

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