桐生祥秀 卒業後も東洋大を拠点 屋内走路完成に「雨の日も練習できる」

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を記録した桐生祥秀(22)が29日、卒業後も練習拠点とする東洋大川越キャンパスに完成した屋内走路のこけら落としに参加した。

 直線80メートルで床面には16年リオデジャネイロ五輪など多くの大会で使用される複合ゴム素材を使用している。走り初めを行った桐生は「すごく走りやすい。雨の日もいつも通り練習できる」と、笑顔。4月からは日本生命所属のプロ選手として活動。「陸上がまた一段と盛り上がるようにしたい」と力を込めた。

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