前田彩里、復活へ気負いなし 約2年半ぶりのマラソンも「リラックスして」
「名古屋ウィメンズマラソン」(11日、ナゴヤドーム発着)
名古屋ウィメンズマラソンに出場する招待選手が9日、名古屋市内で会見し、15年大会で日本歴代8位(当時)の2時間22分48秒の快走を見せた前田彩里(26)=ダイハツ=は「状態はまあまあ。(東京五輪代表選考会の)MGC(出場権)を取るのは最低限の目標」と抱負を語った。
左脚の故障があり、約2年半ぶりのマラソンとなるだけにやる気満々かと思いきや「私はそんなに気合を入れて走るタイプじゃない。いつも通り、リラックスして走れれば」。当日は母・淳子さんも走る予定といい「すれ違うときに探します」と笑った。
1月の大阪国際女子マラソンでは同僚の後輩・松田瑞生が優勝。米国での合宿中だったためレースは見ていないが「やっていることは間違いじゃない。うれしかった」と刺激を受けた。マイペースで、復活の42・195キロを駆け抜ける。