びわ湖毎日マラソン 設楽悠の日本新で各選手の闘志に火

 男子マラソンの20年東京五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(GC)」の出場権と8月のアジア大会(ジャカルタ)代表選考会を兼ねたびわ湖毎日マラソン(4日・皇子山陸上競技場発着)の有力選手会見が3日、滋賀県大津市内で行われた。

 東京マラソンで設楽悠太(26)=ホンダ=が2時間6分11秒をマークし、16年ぶりに日本記録を更新。気温が20度近くまで上がり、記録は出にくくなりそうなびわ湖だが、選手たちは力強く快走を誓った。

 設楽悠の出した16年ぶりの日本新は、びわ湖出場の選手たちの闘志に火をつけている。2時間8分台を持つ野口拓也(29)=コニカミノルタ=は「刺激になるレースだった。心から興奮した。まだまだやれるという思いがわき上がった」と、腕ぶした。昨年12月の福岡国際ですでにGC出場権を獲得している竹ノ内佳樹(25)=NTT西日本=も「一陸上ファンとして興奮した。いつか勝負できるようにしないと」と、東京五輪に向けた大一番での激突を見据えていた。

 設楽と同じ双子ランナーの村山謙太(25)=旭化成=は「衝撃を受けた」。これが2度目のマラソン。「自分はまだマラソンの成績を持っていない。まず目の前のびわ湖で結果を残したい」と、誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス