大鵬孫がど迫力デビュー 前相撲で朝東を吹っ飛ばす

朝東(右)を突き出す納谷=両国国技館(撮影・棚橋慶太)
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 「大相撲初場所・3日目」(16日、両国国技館)

 前相撲が行われ、“昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男・納谷(17)=埼玉栄高3年、大嶽=が初土俵。朝東(高砂)を、ど迫力の立ち合いから一気に突き出して土俵外に吹っ飛ばし初陣星を飾った。

 前相撲では異例の多さの報道陣が駆け付ける注目。「いつもと違った。緊張はしなかったけど、ちょっとやりづらかった。国技館は何回か大会があったけどその時とは違った。最初なので勝てて良かった」と振り返った。

 祖父、父と同じ舞台に立ったことに「あまり実感ないけど、あこがれていた土俵なので」とうなずいた。

 同じく前相撲で白星デビューした元横綱・朝青龍のおい、豊昇龍(18)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、日体大柏高3年、立浪=と、ガッチリ握手。支度部屋では「何時に起きた?」など、たわいもない会話を交わしていたことを明かしていた。

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