年明けの女子ジャンプ中止 高梨、伊藤ら五輪代表確実

 【オーベルストドルフ(ドイツ)共同】国際スキー連盟(FIS)は28日、来年1月6、7日にルーマニアのルシュノブで開催予定だったノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子を雪不足のために中止すると発表した。日本勢はジャンプで男女を通じて歴代単独最多54勝目を目指す高梨沙羅(クラレ)が出場予定だった。

 年明けのW杯が中止となり、全日本スキー連盟が定めた平昌冬季五輪代表選考の対象となるW杯が全て終了した。高梨、伊藤有希(土屋ホーム)らは派遣推薦基準を満たしており、代表入りが確実。11日に男子とともに正式発表される予定。

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