陸上のガトリンに再び薬物疑惑 男子100メートル世界王者

 【ジュネーブ共同】陸上男子100メートルで8月の世界選手権金メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)にドーピング疑惑が再浮上したと19日付の英紙テレグラフが報じた。2006年に2度目の違反で4年間の資格停止処分を受けた35歳のガトリンは「(指摘された違反薬物を)使ったことはない」と写真共有アプリのインスタグラムで否定した。

 身分を隠した記者に対し、ガトリンを指導していたミッチェル・コーチと選手代理人が禁止物質で筋肉増強効果があるテストステロンやヒト成長ホルモンの売買を申し出たという。

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