体操・宮地、鉄棒で初優勝 最高I難度「伸身コバチ2回ひねり」成功

 宮地秀享の連続合成写真(左下から時計回り)
2枚

 「体操・豊田国際競技会」(10日、豊田市総合体育館)

 鉄棒では宮地秀享(23)=茗渓ク=が最高I難度の大技「伸身コバチ2回ひねり」を決めて14・200点で初優勝した。

 地元の宮地が「伸身コバチ2回ひねり」を鮮やかに成功させると、会場がどっと沸き立った。「バーが肘に当たるくらいの気持ちでつかみにいった」。鉄棒のスペシャリストならではのアクロバティックな演技構成で、3冠を狙った白井を退けた。

 世界選手権でも成功させた最高I難度の大技は近く国際体操連盟に新技として認定され、「ミヤチ」と名付けられる見通し。「最終的には鉄棒で五輪に出たい」と力を込めた。

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