柔道、世界王者ウルフが欠場 グランドスラム東京大会

 全日本柔道連盟(全柔連)は28日、男子100キロ級世界王者のウルフ・アロン(東海大)が負傷のためグランドスラム東京大会(12月2、3日・東京体育館)を欠場すると発表した。関係者によると、5月にけがした右胸を練習で再び痛めたという。熊代佑輔(ALSOK)が代替出場する。

 ウルフは今大会で優勝すれば、来年の世界選手権代表に内定する対象選手だった。27日に欠場が発表されたリオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜(日本中央競馬会)については、オーバートレーニング症候群で約1カ月の通院、加療の継続を要する見込みとの診断結果が発表された。

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