フィギュア・全日本ジュニア 男子は須本が優勝 衣装外れるアクシデント乗り越え
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「フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権」(26日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)
男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位でジュニアグランプリ(GP)ファイナル進出を決めている須本光希(浪速高)が130・85点をマークし、合計198・19点で優勝した。
須本は演技序盤から、衣装のズボンとスケート靴とを固定する粘着テープが外れ、ズボンの裾からひもが垂れ下がった状態になりながら演技。ジャンプを含め所々でミスはあったが、「足がもつれないか心配だった。大きな大会では(演技中のアクシデントが)初めてだったので…」と不安だった心境を振り返った。
初優勝を果たし「点数が出て、1位と聞いたときはうれしかった」と顔をほころばせた一方「うれしいけど、納得いく演技は出来なかった」と課題も口に。ジュニアGPファイナル(12月7日開幕、名古屋)での雪辱を誓っていた。