貴乃花親方「頭が割れている」の言動に疑問深まる 危機管理委員会が診断を確認

 日本相撲協会の危機管理委員会は17日、横綱日馬富士(伊勢ケ浜)に暴行され、頭部などを負傷し、初日から休場中の貴ノ岩(貴乃花)の診断書を作成した医師に改めて、診断を確認した。

 広報部長の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は経緯を説明した。

 「危機管理委員会は動き出している。診断書の有無があり、調査をしたらこういう結果になった。病院もビックリしている。診断書はこれが最終的なものと理解して欲しい」。

 全治2週間は10月26日に受傷してからの期間のため、出場には支障がない。「医師の診断では出ることに関し止めたことはないと」と話した。

 協会は暴行事件が発覚後、対応遅れが指摘されてきた。本来なら警察の捜査を待つつもりだったが、「分かったことは小出しにして、(協会としても)動いている証拠を見せないと。一つ一つ丁寧につぶしていく」と、あえて経過を公表した。

 貴ノ岩の休場はますます不可解で「頭が割れている。相撲を取る状態じゃない」としていた師匠の貴乃花親方(元横綱)の言動にも疑問が深まった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス