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日馬 ガムかみビール飲んで取材対応

 力士らが手もみした麻の束を手に笑顔を見せる日馬富士(撮影・岡本好太郎)
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 大相撲の第70代横綱に昇進が内定している大関日馬富士(28)が25日、在籍する伊勢ケ浜部屋(東京都江東区)で、土俵入りで使用する綱の材料を仕込む「麻もみ」に立ち会った。春日山・伊勢ケ浜連合一門の力士約40人による作業を見つめながら、日馬富士は上機嫌を通り越して浮かれ気味。ガムをかみ、ビールを飲みながら報道陣の取材に応じるなど、公私混同で品格を問題視される振る舞いを見せてしまった。

 新横綱になる喜びを、日馬富士はもう隠しきれなかった。おびただしいフラッシュを浴びながら、写真撮影に応じている時だった。「横綱、こちらも」とポーズを求められると、「今、何て言った」と聞こえないふりをした。カメラマンが再び「横綱」と大声を張り上げると、「ありがとうございます」と破顔一笑でおどけて見せた。

 ガムをかみながら屋内での作業を見終えると、屋外でも多くの報道陣に囲まれて取材に応じた。その途中だ。日馬富士が突然、若い衆に缶ビールを持って来させた。そして、「未成年はいないよな」と確認すると、自ら乾杯の音頭をとって飲み始めてしまった。

 うれしさのあまりの行動で悪気はなかったはずだが、日馬富士には24日の横綱審議委員会(横審)で、仕切りでのパフォーマンス、取組での張り手、けたぐりなどに注文がついた。議論になったのは、いずれも土俵の上でのことだったが、土俵外での振る舞いも例外ではない。

 すでに気分は横綱だ。「一門から2人目の横綱が誕生した。一緒に相撲を盛り上げて、それぞれの夢に向けて頑張りたい」。白鵬と張り合う自覚は芽生えても、綱の重みは実感できているのか。横審は満場一致で横綱昇進を推薦したが、日馬富士が横綱として言動一致するには、まだ時間がかかりそうだ。

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