7階級で争う柔道の全日本学生体重別団体優勝大会最終日は29日、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で行われ、男子は東海大が決勝で2連覇を狙った国士舘大を4-1で破り、2年ぶり10度目の優勝を果たした。東海大は体重無差別で争う6月の全日本学生優勝大会との2冠となった。
今年の世界選手権100キロ級王者の主将ウルフ・アロンを擁する東海大は準々決勝で天理大、準決勝は世界選手権66キロ級覇者の阿部一二三のいる日体大を退けた。
女子は山梨学院大が決勝で昨年優勝の環太平洋大を2-1で退け、3年ぶり2度目の優勝。山梨学院大も全日本学生優勝大会との2冠を達成した。