陸上の男子100メートルで日本人として初めて10秒を切る9秒98をマークした桐生祥秀が18日、在籍する東洋大で活躍したスポーツ選手の報告会に出席し「日本記録をまだまだ更新したい」と、東京都内のキャンパスに集まった学生を前に一層の飛躍を誓った。
8月の世界選手権男子400メートルリレーでは銅メダルに輝いた桐生。10月27日開幕の日本選手権リレーでシーズンを終える予定で「本当に濃い1年間だった」と振り返った。来季は200メートルも自己記録(20秒41)更新に意欲を見せており「100メートルとあまりに差が開いている。(19秒台も)がめつく狙いたい」と述べた。