明大、後半7トライの大爆発で筑波大を粉砕 メイジの新勝利の方程式だ!

 「関東大学ラグビー対抗戦、明大68-28筑波大」(1日、秩父宮ラグビー場)

 前半の静かな戦いは、後半の爆発への下準備だった。関東大学ラグビー対抗戦グループ序盤戦の注目対決、明大と筑波大の一戦は、激しい地上戦で始まった。明大はFWが体を激しくぶつけ、時間をかけてトライ。対する筑波大は、明大の隙を突いて素早くトライを奪い、前半は21-21のイーブン。だが試合は、後半に入ると劇的に変貌した。

 後半のキックオフからまる5分間、フェイズを重ねた末にFW井上遼(3年・報徳学園)が前半の2トライに続く3本目を決め、11分には後半から投入された1年生WTB石川貴大(報徳学園)が自陣から快走。やはり1年生のFW箸本龍雅(東福岡)が密集横に走り込み豪快にトライを決めると、筑波大の防御は決壊。明大は後半だけで7トライの圧勝だった。

 「トライを取るのに時間がかかったけど、ボディーブローが効いてる。心配しなかった」と話した丹羽政彦監督は、1年生について「石川はサイズがあってランもDFもいい。箸本は試合中常に走っているのがいい」と及第点。前半はFWが我慢強く体をぶつけて相手を消耗させ、後半は積極的なメンバー交代で一気にギアをあげ、走り回って突き放す。メイジ勝利の方程式が見えてきた。(大友信彦)

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