「バドミントン・全日本社会人選手権」(6日、広島県立総合体育館)
男子シングルスは元世界ランキング2位で、5月に違法賭博問題による出場停止処分が解除された桃田賢斗(東京)が4連覇を狙った坂井一将(東京)を下し、4年ぶり2度目の優勝を果たした。
日本の元エース、桃田が地力の差を見せつけた。決勝では4連覇を狙った坂井を圧倒。「パフォーマンスを出し切ろうと思った結果。優勝を狙っていたのでうれしい」と白い歯を見せた。8月上旬の国際大会に続く優勝。復帰後、国内では負けなしで「感覚は少しずつ戻ってきている」。世界のトップへと返り咲くための戦いへ、自信を深めた。