大関高安「嫁取り」より「綱とり」 「この地位で満足せず、燃え尽きるまで」
大相撲の大関高安(27)=田子ノ浦=の昇進披露宴が2日、都内ホテルで行われた。八角理事長(元横綱北勝海)や4横綱ら約千人から祝福され、「さらに一つ上を目指して精進する」と誓った。
綱とりと嫁取りのどっちが早いかと問われると「綱とり」と即答。「この地位で満足せず、精いっぱい燃え尽きるまでやりたい。今しかできないことがある。自分の人生のため全力」と晴れの舞台で決意を新たにした。
兄弟子の稀勢の里も「努力したから花が開いた。目の前で努力を見ていい勉強になった」と感無量。秋場所へ向け左上腕部などに不安を抱えながら調整しており、「(高安に)負けないように。早く土俵に戻れるようにしたい」と刺激を受けていた。