高野連、タイブレーク導入の方向 来春選抜大会から

 日本高校野球連盟は13日、大阪市内で技術・振興委員会を開き、試合の早期決着を促すタイブレーク方式を来春の選抜大会から導入する方向で意見がまとまった。今後は審判規則委員会などで議論を深め、11月下旬の理事会で最終決定する。

 今春の選抜大会では、春夏通じて史上初めて1大会で2試合が延長十五回引き分け再試合となった。日本高野連は5月に各都道府県連盟に対し、タイブレーク制導入に関するアンケートを実施。47連盟のうち38連盟がおおむね賛成の立場で、7連盟が回答なし、2連盟が時期尚早との意見だった。

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