2020年東京五輪で新種目として採用されるスポーツクライミング日本代表の渡部桂太(三重県連盟)が6日、ボルダリングW杯第5戦ベール大会(9、10日、米国)に出場するため、成田空港から現地に出発した。
5月の八王子大会から1カ月空いたが、「4試合がタイトなスケジュールだったので、一度集中力を切って調整し、またあらためてピークを合わせてきた」と渡部。今季は4月の南京大会で優勝するなど、現在W杯総合でトップに君臨しているものの、「あと3試合どうなるかわからないし、意識しても仕方ない」と気負いはない。泰然自若な23歳が突き進む。