ラグビーの日本代表は3日、今月のテストマッチ3試合に向け福岡県宗像市で合宿をスタートさせた。セットプレーに重点を置いた内容となり、ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は初戦のルーマニア戦(10日)を見据え「相手のスクラムは世界一と言っていい。準備、対策が必要」と強化の必要性を説いた。
報道陣に公開された午後の練習ではスクラム、防御などを重点的に確認した。2019年ワールドカップ(W杯)1次リーグで同じA組に入り、17、24日に対戦するアイルランドも力強いチーム。初日から激しく体を当て、ジョセフHCは「大きくてパワフルな2チームとの対戦に向けた準備」と話した。