バド桃田、416日ぶり復帰戦で完勝
「バドミントン 日本ランキングサーキット大会」(27日、さいたま市記念総合体育館)
男子シングルス1回戦が行われ、昨年4月に発覚した違法賭博行為で日本協会から無期限大会出場停止処分を受け、15日に解除された元世界ランク2位の桃田賢斗(22)=NTT東日本=が、和田周(JTEKT)と対戦し、2-0で完勝した。
昨年4月6日のマレーシア・オープン1回戦(2回戦は賭博が発覚し棄権)以来、416日ぶりの復帰戦に臨んだ。ジャンピングスマッシュや代名詞のヘアピン(ネット際の相手の手前に落とす)など多彩なショットで相手をほんろうし、ブランクを感じさせない動きで圧勝し、試合後は四方向におじぎをした。
東京五輪出場に意欲を見せている桃田は、11~12月の全日本総合選手権で上位に食い込み、日本代表復帰を目指す。