書道で羽生「翔」、小平は「輪」 五輪向けJOC研修で実演

 日本オリンピック委員会(JOC)が東京都内で開いている来年の平昌冬季五輪に向けた研修会で30日、書道家の武田双雲さんが講演した。参加選手が「自分が一番大切にしている」漢字を寄せ書きした紙で書道の実演も行い、団結の意味を込め「和」としたためた。

 寄せ書きにはフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が「翔」、スピードスケート女子の小平奈緒(相沢病院)は「輪」と書いた。スキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)は「着実に一つ一つ積み重ね、人間力を磨いていきたい」と「積」を選んだ。

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