横綱日馬富士、超大相撲Tで優勝 春巡業完走「相撲道を見せられてうれしい」
大相撲の春巡業は30日、千葉県・幕張メッセで行われた「超会議場所」で打ち上げられた。超大相撲トーナメントでは横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=が優勝し、賞金100万円とスポンサー賞品としてカップヌードル1年分が贈呈された。
1回戦で人気業師・宇良(木瀬)の挑戦を受け、豪快すくい投げで格の違いを見せ付けた。準決勝では関脇高安(田子ノ浦)をもろ差しからすくい投げ。決勝も逸ノ城(湊)を寄り切った。
春場所後に右膝、左肘痛に苦しみながら、横綱の責任として春巡業を完走。「見に来ていただいたお客さんも増えて相撲道を見せられてうれしい。期待に応えて力士が感動を与える相撲を取っていく」と話した。