ラグビー日本代表、守備面の課題を克服にタックル特訓 週末の韓国戦に向け

 ラグビーのアジア選手権初戦・韓国とのアウェー戦(22日)で47-29という乱戦を演じた日本代表が25日、第2戦となるホームの韓国戦(29日・秩父宮)に向け、東京都内で再始動。グラウンド往復のフィットネス走が終わると、守備面の課題を克服するように、グラウンドに散った全選手は一斉に一対一の生タックル練習を始めた。

 「この前の試合は、ミスタックルがチーム全体で40もあった。これは普通だったら負けている数字。日本代表として許されない」とジョセフヘッドコーチ(HC)は厳しい表情。「最初の5分で2トライを取って、あとは頑張らなくても勝てると勘違いした。もう2度と日本代表のジャージーを着られない者もいるだろう」と手厳しい言葉を並べた。

 韓国との初戦が初代表ながら、いきなり主将を務めた流(サントリー)は「リーダーの自分がもっと気持ちの準備をしておくべきだった。次はラストチャンスと思って臨む」と表情を引き締めた。(大友信彦)

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