稀勢の里「稽古したい」 打ち上げパーティで“らしさ”全開

 「大相撲春場所・千秋楽」(26日、エディオンアリーナ大阪)

 新横綱稀勢の里(30)=田子ノ浦=が奇跡の逆転優勝を飾った。

 稀勢の里は表彰式、パレードの後、大阪市内のホテルで開かれた田子ノ浦部屋の打ち上げパーティーに出席。関係者約600人から祝福された。午後7時40分すぎに姿をみせた横綱は、田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)から祝いの杯を受け、用意されたタイを痛めていない右手で掲げた。大杯での乾杯の撮影は、左肩の状態を考慮した西岩親方(元関脇若の里)の配慮で手を添えるだけにした。

 「途中、けがをして、情けない相撲をしたが、皆さまの応援で優勝できました」と壇上であいさつしたが、今、やりたいことを聞かれると「けいこです」と即答。稀勢の里らしさをみせていた。

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