白鵬、内弟子のしこ名を命名「炎鵬」 春場所前相撲デビューの中村

 「大相撲春場所」(12日初日、エディオンアリーナ大阪)

 前相撲デビューするひねり王子、金沢学院大相撲部出身の中村友哉(22)=宮城野=のしこ名が2日、炎鵬(えんほう)に決まった。

 命名したのは、3人目の内弟子として中村をスカウトした白鵬(31)だ。「結構考えたんだよね。5、6個考えた最後にこれが浮かんだ。中村にふさわしい」と熟考の末だったことを明かした。中村は167センチ、95キロの小兵。白鵬は「上にいくと身体の差がある。そこを勝ち抜いていくために気持ちで負けないで、常に燃えていくこと。それで炎鵬にしました。炎って珍しいでしょ」と思いを込めた。

 下の名前は「晃(あきら)」。中村によると小学生のとき相撲を初めて教えてくれた4歳年上の先輩の名前。「自分が中学2年生のとき亡くなった、憧れの先輩の名前です」という。

 この日、大阪市天王寺区の稽古場で白鵬の胸を借りた中村は「ぼくみたいな新弟子が横綱とやらせてもらえ光栄です。横綱から、内側から炎のように燃やして上がっていけと言われた。どんどんぶつかって力をつけていきたい」と意気込んだ。

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