羽生結弦、圧巻リカバリーでSBも2位 優勝はネーサン、宇野は3位

 男子フリー 演技する羽生結弦=江陵(共同)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(19日、江陵)

 男子フリーが行われ、ソチ五輪金メダルでSP3位からの巻き返しを狙った羽生結弦(22)=ANA=はミスをジャンプ変更でリカバリーし、シーズンベストの206・67点、合計でもシーズンベストの303・71点をマークしたが、SPトップのネーサン・チェン(米国)の307・46点を逆転できず2位だった。SP2位の宇野昌磨(中京大)は合計288・05点で3位だった。

 羽生は冒頭の4回転ループ、続く4回転サルコーを成功させた。しかし、後半の4回転サルコーからのコンビネーションで1本目のジャンプが2回転に(結果として2回転サルコー-1回転ループ)になってしまうミスが出た。

 その後、トリプルアクセルからのコンビネーションジャンプの予定だった要素を4回転トーループからに変更(4回転トーループ-2回転トーループ)。最大限に得点を稼ぎ、最後の3回転ルッツもトリプルアクセルに変更する、すさまじい巻き返しを見せた。

 得点を見届けると「イエーイ!」と喜びの声を上げ、オーサーコーチと抱き合ったが、続く滑走のネーサンもルッツ、フリップ、トーループ、サルコーと4種類5本の4回転を着氷させ、フリーシーズンベストの204・34点をマーク(合計もシーズンベスト)。惜しくも逆転での初優勝はならなかった。

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