リオデジャネイロ・パラリンピック陸上男子走り幅跳び銀メダルの山本篤選手(34)=スズキ浜松AC=が18日、長野県小谷村の白馬乗鞍温泉スキー場で行われたスノーボードの全国障がい者選手権に出場し、来年の平昌冬季大会挑戦の第一歩を踏み出した。スノーボードクロスの予選は2回とも転倒するなど不本意な滑りだったが、19日の決勝に向け「厳しいが、可能性のある限り頑張る」と力強く話した。
高校時代に交通事故で左脚を切断する以前からスノーボード経験があり、これまでも趣味として楽しんでいた。昨夏のリオ大会後、冬季パラリンピック出場に目標を定めた。