井村ジャパン、デュエット“ツープラトン” 今夏世界選手権も続行へ
日本水泳連盟は15日、シンクロナイズドスイミングのジャパン・オープン(4月、東京辰巳国際水泳場)の開催を発表した。今年から国際水泳連盟(FINA)のワールドシリーズに位置づけられ、7月の世界選手権(ハンガリー)に向けた試金石となる戦いになる。井村雅代ヘッドコーチ(66)は「五輪が終わって、世界中で選手が入れ替わり、各国が探り合いになる。その中でも日本の技術力が優れていることを世界で示すことが今年の課題」と意気込みを語った。
同大会のデュエットにはリオデジャネイロ五輪上位国を招待するなど、レベルの高い戦いが予想される。昨夏銅メダルの日本は三井梨紗子が引退し、不動のエース乾友紀子(井村シンクロク)のパートナーとしてテクニカルルーティン(TR)は中村麻衣、フリールーティン(FR)は中牧佳南を組ませる“ツープラトン体制”を敷いて臨む。
五輪ではTRとFRを合わせて戦うため、2020年に向けては乾のパートナーを1人に絞る必要があるが、井村コーチは「今年は3人使いでやっていきたい」と、今夏の世界選手権には“ツープラトン砲”で臨むプランを明かした。
「三井が辞めて、誰が出てきても引けがないのは日本の国力としてアピールになる。中村の技術と、中牧の体の大きさは(それぞれ)世界選手権まで鍛える価値がある。(2組での出場は)一つ間違えば迷っているように取られてマイナスになりかねないが、この2つのデュエットがしっかりやれば、日本にはこんなに戦える選手が控えているのかと(層の厚さを)アピールできる」
東京五輪に向けた1年1年、世界の勢力図の中で日本の地位を少しでも上げる狙いで、「(この2組で)欧州遠征(3月)、ジャパンオープン、世界選手権を超えることで、狙い通りの戦い方ができると思う」と青写真を描いた。



