リオ金・萩野が北島に次ぐプロスイマーに ブリヂストンと契約「世界一の企業心強い」

ブリヂストンとの所属契約を発表した萩野(中央右)と(左から)同社の田村執行役員、西山副社長、北島氏(右端)
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 リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22)=東洋大=が27日、大手タイヤメーカーのブリヂストンとの所属契約を発表し、都内で会見を行った。契約期間は2017年4月1日から2022年3月末までの5年間。今春大学を卒業し、国内では北島康介氏に次ぐ2人目のプロスイマーとして、20年東京五輪を目指す。

 金メダリストと世界一のタイヤメーカーが“世界一タッグ”を組んだ。グレーのスーツ姿で出席した萩野は、緊張した面持ちで「4月から社会人になるが、その第一歩として世界一の企業にサポートしてもらうのは心強い」とコメント。さらに、複数の金メダルを目指す東京五輪に向けて「水泳の素晴らしさを伝えるために、2020年に向けて精いっぱい頑張りたい」と意気込んだ。

 萩野のマネジメント会社社長として交渉役を務めた北島氏は「(プロになると)競技と向き合う時間が長くなる。今年は世界選手権あるが、競技以外でも自分をマネジメントしていく力を高めていかないといけない」と、プロとしての心構えを説いた。

 プロ転向後は、競泳選手としての活躍はもちろん、イベント出演や水泳教室などの社会貢献を“車の両輪”にする。萩野は「競技として最高の結果を追い求めていくのが一番だが、社会のために何を発信できるかを考えていきたい」と抱負を掲げた。

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