【マルセイユ(フランス)共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで男女を通じて初の4連覇を狙う羽生結弦が8日午前、フランスのマルセイユで同日夜(日本時間9日早朝)に行われる男子ショートプログラム(SP)に向けて最終調整し、ジャンプが絶好調だった。
SPの曲「レッツ・ゴー・クレイジー」をかけた実戦さながらの練習で4回転ループ、4回転サルコー-3回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)の全ジャンプで鮮やかに着氷した。昨年3位の18歳、宇野昌磨は4回転トーループや3回転半は安定していたが、繰り返し跳んだ大技の4回転フリップは不調だった。