難航バレーボール会場は…五輪会場見直し大詰め 29日に4者トップ級会合
20年東京五輪・パラリンピックの会場計画見直しで、国際オリンピック委員会(IOC)、大会組織委員会、東京都、政府の4者のトップ級会合が29日に都内で開催される。コスト削減のため、都の調査チームが提示した3会場の見直し案に対し、どのような結論が出るか。28日は水面下で大詰めの調整が続いた。
3会場のうち協議が難航しているのはバレーボール。当初の整備費404億円を約340億円まで圧縮して「有明アリーナ」(江東区)を新設する案と、既存の横浜アリーナ(横浜市)を活用する案が軸とみられる。
小池百合子都知事は28日、都庁で、トップ級会合で「決まるものは決まるかもしれないし、決まらないものは先送りになるかもしれない。(29日の)協議次第だ」と述べた。